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本を読んでパンを焼く日々。

レトロパン好きにおすすめの本 5選

 
レトロのパンって決して古くない。ポテッとした姿と、コロンとしたフォルムでなんとも愛らしい。なんでこんなに胸がときめくのか分からないけれど、包装のパッケージとかのデザイン性も抜群でおしゃれ。そんなレトロパンに、再び脚光が!レトロパンの魅力が充分に伝わる本をご紹介します。
 
 

 

地元パン手帖

地元パン手帖

 

 【地元パン手帖】甲斐みのり

著者が全国を旅する中で集めた、その土地で長年愛される地元パンを200点紹介するこの本。ユニークなネーミングのパンや、レトロなパッケージなど、心ときめくパンがたくさん紹介されています。ようかんパンに、ドーナツパン、昔から愛されるパンはお店の人の工夫がたくさん詰まっていて、由来などしれるとやはり楽しいですね。この本片手に私も全国旅したくなってきました。
 
 
 

 

パンのペリカンのはなし

パンのペリカンのはなし

 
【パンのペリカンのはなし】渡辺陸
1942年に東京浅草に創業した「パンのペリカン」というパン屋さんのはなし。ロゴマークペリカンが目を惹くこちらは現在なんと3種類のパンしか売ってない。食パン、ロールパン、バンズ。種類が少ないからこそ1つ1つに愛を注げるという店主。老舗パンのこれまでも面白いし、きちんとこれからのことも考えて営業する姿は尊敬に値する。ここは予約でいっぱいで、一回だけロールパンを買って食べたことがある。しみじみ美味しく、近所にあったら良いなと思うし、遠くでもふと思い出して行きたくなる味だった。ブームに左右されない普遍の味。けれど、日々変わらずこの味を出すのが一番難しいと思う。
 
 

 

コッペパンの本

コッペパンの本

 
私がコッペパンで一番好きなのはジャム&マーガリン。小さい頃から朝食はパンだった私は、学生時代いつも買ってたのはヤマザキのパン。たまにあんことかピーナツに浮気するけど、やっぱりイチゴジャムに落ち着いてた。昨今のコッペパンブームは嬉しく、ご当地コッペみたいなのがあるのも知らなかった。この本では全国の喫茶店やサラダパンで知られるローカル店から市販のヤマザキパンまで、様々なコッペパンが紹介されている。
 
 

 

【Hanako 今食べたいのはなつかしいパン】
2017年3月9日号の表紙のパンがドンピシャに美味しそう!クリームパンのボリュームあるフォルムと、赤ちゃんの手みたいなホワホワ感が伝わってくる。たくさんのコラムも掲載されていて、絵本『からすのパン屋さん』の作者かこさとしさんのインタビューも必見!この本では実に112軒のお店が紹介されていてレトロパン好きにはたまらない一冊です。
 
 

 

手づくり絶品レトロパン 冷蔵庫でねかせるだけ! プロが教える
 
【手づくり絶品レトロパン】山崎豊
レトロパンが好きすぎて自分で作りたくなった人におすすめなのがこの本。プロのパン職人が、定番のレトロパン8種を豊富なプロセス写真を多用して丁寧に教えてくれます。材料も難しいものがなく、本当に家庭で作ることを想定している優しいレシピ本です。自分の家でレトロパンができたときの感動はすごいです。もっとみじかにレトロパンを感じることが出来るかも知れません。