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本を読んでパンを焼く日々。

セブンルール2019年4月9日

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北星学園余市高校 高校教師 本間涼子さん
 
全国から不登校の生徒や、高校中退者を受け入れる高校で、『ヤンキー母校に帰る』の舞台となった場所だ。
生徒のほとんどが市内にある寮から通ってくる。髪型や服装は自由で個性的な生徒たちが集まる。しかしその中でも、ひときわ派手なのが、本間先生だ。
 
「私は引き算が出来ないから、服は全部足し算。柄に柄。好きだからの理由だけじゃなくて、そんな好きにしてても働けるんだよということを示せてたらなと思って」と笑う本間先生。
 
7つのルールの中で心に響いたのが、どこまでもしつこい教師でいること。うざいと言われても、自分が諦めたらそこでその生徒のことを諦めてしまうことになるから。
生徒たちは怒られてふてくされても先生に言われたら、渋々やらざるを得なくなる。生徒たちは笑いながら言う。「だって、ごまかしても、しつこく聞いてくるから」「ほんま、しつこいですよ、あいつは」
 
MCの本谷は言った。「本間先生に嘘がないって分かるんだろうね。だから信頼してる気がする」
 
「学校は失敗が許されるところ、その失敗をどう乗り越えていくかを練習する場所が学校」と語る本田先生。
 
改めて思う。教育に必要なのは信用出来る大人なんじゃないかと。
自分に都合の悪いことは隠す、ごまかす、誰かのせいにする。
 
そんな大人のことは子供はちゃんと見抜いている。そして、もうその人が何を言おうが心に響くことはない。
 
関わった全員の人生を変えることは出来ないけれど、自分の周りに、こういう大人もしっかりいるんだよということを伝えるだけでも価値のあることだと思う。
 
番組の最後に、MCの若林さんが言ったことがすべてな気がした。
「あんだけ時間と熱量かけてやられたら、伝わっちゃうよなー。来週も、同じブイ見たいなー。コメントは変えるから」