洋画で出てくるお菓子にわくわくすることってありませんか?
アメリカの警察官が食べるドーナツ、これでもかとリンゴが詰まってどっしり重そうなアップルパイ、握りこぶしぐらいの大きなマフィン。
海外のケーキって大きくて豪快で決して繊細には見えないけれど、異様に食欲をそそられるものばかり。自分でも作りたいと思い色々なレシピ本を試した中からお勧めの5冊を紹介します!
【ブレックファースト・ランチ・ティー】ローズ・カッラリーニ
フランスのパリ9区にあるローズベーカリー。シンプルとナチュラルをキーワードに、食べ物の味そのものを楽しんでもらうことをコンセプトにしたお店のオーナーのレシピ本。都内にも店舗があり、あの円柱のキャロットケーキが印象的なお店です。
お店の日常風景や、お客様とのやりとり、調理風景の写真もおしゃれでかっこいい。皮むいたレモンとナイフをさりげなく撮った写真がかっこいいってズルい!
レシピは家庭にしては量多いかなと思うけれど、出来上がりは迫力満点!そうそう一回はこういうのやりたかった!が叶う本です。ただし焼き型が大きいものに合わせたレシピなので、普通のしかなければ半量でやるのがベストです。たまに片手一杯という分量が出てきて突っ込みたくなりますが、そこも含めて日本にはない感覚で楽しめるレシピ本です。
【SUNDAY BAKE SHOP】嶋崎かづこ
東京の初台にある日曜日だけオープンのお菓子屋さんSUNDAY BAKE SHOP。最近は日曜日以外もオープンしているようですが、ここのケーキはどれを食べても美味しい!特にスコーンと上がジャリっとしたレモンケーキ!海外の焼き型を使用しているのか、一個一個が大きくて、味のメリハリがはっきりあって、かつ繊細さもあり、ここは海外か!と思わせる焼き菓子の数々。お店オープンまでの道のりのエッセイもあり、写真もカラフルで可愛い!
中でもここにあるビクトリアケーキのレシピは最高!何回も作ってます!
【アメリカ郷土菓子】原 亜樹子
著者がアメリカ各地で出会ってきたアメリカンクラシックともいえるアメリカ独自の個性的なお菓子を紹介するこの本。何が面白いってネーミングセンスと、各ケーキの歴史的背景や成り立ち、現在に至った由来などなどの描写が細かく書いてあること!コラムだけ読んでも損はしないほど、アメリカ家庭に根付く文化を知ることができます。レシピも難しい材料はあまり使わずに、日本人向けに甘過ぎないように調整されています。
Amy's Bakeshopニューヨークスタイルのマフィンとケーキ -バターで作る、オイルで作る、44レシピ-
- 作者: 吉野陽美
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2016/01/26
- メディア: 大型本
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【Amy's Bakeshopニューヨークスタイルのマフィンとケーキ】吉野陽美
東京・西荻窪にある人気のベイクショップのレシピ本。ニューヨークらしいセンスのある焼き菓子の数々。どれもカッコ良く美味しそうで、作ってみたい欲を掻き立てられます。レシピ自体は少し凝っていますが、この少しの手間で美味しいものが作れるのならば全然問題ないくらい美味しく作れます。褒められるために作るのならば、絶対この本がおすすめです!
【何度でも食べたくなる、わが家のレシピ ドイツの焼き菓子】門倉 多仁亜
ドイツ菓子といえば、シュトーレンやジンジャーブレッド?とクリスマスのお菓子ばかり思いつきますが、この本は日常のドイツ菓子をしっかりと伝えてくれます。しみじみとおいしく、ひとくち食べれば幸せになるそんなお菓子。わりと手に入りやすい材料を使い、型の容積で分量が書かれているのでわかりやすいです。焼きっぱなしでもおしゃれに感じられ、本当に何度でも作りたくなるレシピが満載の一冊。
料理本って作るのはもちろん、写真やコラムなどから色々なヒントが得られて眺めるだけでも幸せになってきますよね。みなさんにとっての大切な本がこの中から見つかると嬉しいです!